慰謝料

慰謝料と迷惑料 – memoLog – 【内容証明・慰謝料・相続・遺言】 川崎市 中原区 彩行政書士事務所

Tag: 迷惑料 精神的損害

何かの被害に遭ったときに、損害賠償請求する・慰謝料請求するということがあります。
買ったばかりの高級車を停めておいたら傷をつけられたという場合、修理代を請求できるのはもちろんです。

しかし、丁寧にワックスがけして慎重に乗っていた車は世界に二つとない大切なものですから、キズを修理して、第三者がみてキズがわからないようになればそれでOKという気持ちにはなれないかもしれません。精神的苦痛を受けたので、慰謝料として損害賠償を請求できるでしょうか。

損害とは

損害賠償ですから、まず損害にはどのようなものがるかというと、

  • お金や品物を失った分
  • その行為がなければ得られるはずだった利益
  • その行為によって受けた精神的苦痛
  • 遅延によって生じる利子
  • 迷惑料

などがあります。
精神的苦痛に対して慰謝料が請求できますが、はじめに書いたような「大切な車を傷つけられたからショックを受けた」というのは物的被害であって、これに慰謝料は認められないのが一般的です。

ケガをさせられたとか不倫があったという場合には請求ができますが、自分しか乗らなかったのに、修理工場の担当者に乗られたのが気分が悪いとか、ハンドルを握られたのが気に入らないということがあっても、これらは考慮されないでしょう。

迷惑料は慰謝料の代わり?

「迷惑料」と書いたものは慰謝料ではなく、協議を円滑に進めるためとか誠意のしるしとして渡すような金銭で、正式な名称(用語)ではありません。

無理に渡したり、強引に請求するものでないことはもちろんですが、迷惑料の受け渡し自体は悪いことではありません。

また、慰謝料が支払われない場合に、迷惑料という名目で双方が納得して円満に解決するというように活用することもできます。いろいろな場面で「迷惑料」の受け渡しがなされています。

今後、迷惑料を渡して協議・話し合いをして、自分たちで円満に解決しようという傾向は減っていくだろうという気もします。もっとも、専門家に任せて自分ではタッチしないというのもひとつのやり方でしょう。

示談書などの書面は大切

どういう場合も、書面にしておくことをお勧めします。親しくて信頼できる人だから口約束でいいという場合もあるかもしれませんが、書面にしてけじめを付けておくことが、友情や信頼を損なわない「用心」だと思います。「親しき仲にも礼儀」です。

そういう場合、「示談書」や「合意書」などが一般的でしょう。しかし書面の表題は重要ではありません。

ボッタクリ

詐欺や横領の被害に実際に遭ったことのない人も、「ボッタクリ」被害に遭ったことはあるかもしれません。

何らかの被害に遭ったときや損害を被ったときに、修繕費用や医療費の他に請求できるものがあることは上に書きましたが、仕事ができなかった分の補償、精神的に苦しかった分の慰謝料をもらうことに後ろめたさを感じる人もおられるようです。

その事故等がなければ、自由に好きなことができたはずなのに、実際はできなかったわけですから、適切な金額をもらうことをためらう必要はありません。これはボッタクリではありません。あくまでも適正な額にしましょう。

きちんと解決したいと考えている加害者にとっては、慰謝料とか迷惑料を受け取ってくれたほうがありがたいこともあります。そうでないと、いつまでも頭を下げ続けなければならないかもしれません。

被害者の立場からすると「金はいらないから本当に心の底から謝罪してほしい。」というのはわかりますが、実際には結構難しい問題です。

物品だけでなく、心の問題についても、金銭で解決するしかないことはよくあります。
誓約書謝罪文、丁寧なお詫びの言葉などで解決することもありますので、加害者側としては、迅速に、丁寧に対応してください。

加害者の側から慰謝料や迷惑料の支払いを申し出ることをお勧めします。謝って済むならよいのですが、きちんとした解決・手続きの方法についてはご相談ください。

武蔵小杉の彩行政書士事務所

川崎市中原区 武蔵小杉 の行政書士です。
就業後、土曜、日曜、祝日も面談できます。(メール、電話での予約をお願いします。)

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