内容証明郵便以外の送付方法

重要なものの送付方法

内容証明郵便では、資料などを添付して発送できませんから、どうしても内容証明郵便に関係する書類を送りたいときには別送することになります。

急ぐ場合など、翌日10時までに届くという「翌日10時郵便」というのがありました。専門家は(郵便局では)「モーニング10」とよんでいたらしいです。

必ず郵便局の窓口に差し出さなければならず、郵便局によって受付の締切時間が異なりました。午後2時とか3時までに出さないと、翌日10時には間に合わない、という郵便局も多かったと思います。

しかし、平成25年10月1日から翌日10時便は廃止されました。
1995年(平成7年)2月13日から2013年(平成25年)9月30日までの制度だったようです。

翌日10時便に代わって「配達時間帯指定郵便」になったと説明されますが、宛先に着くのは、

  • 8時から12時
  • 12時から17時
  • 17時から21時

の3種類で、何時までに差し出せば、何時に指定できるのかは、各郵便局で尋ねてみなければわかりません。
翌日10時郵便は、小さなシールでしたが、こちらは宅配便の伝票と同じような用紙を使用します。

重要な連絡事項は内容証明郵便で送ります。そして内容証明郵便にはかならず配達証明が必要だと思っている人もおられるのですが、必ずしもそういうことはありません。
内容証明で発送できないとか、内容証明である必要がないけれども重要な書類は、別の送り方があります。

重要なものは書留郵便というイメージがありますが、配達記録郵便などもよく利用します。これは内容の証明にはなりません。最近では、郵便局ではレターパック(2種類あります)を勧めてくれます。レターパックプラス(赤い色の方)は速達扱いですので、急ぐときにも便利ですし、配達員さんが受取人の印鑑ももらってくれます。いつ届いたかは追跡サービスが使えます。郵便窓口に行かずに、「速達・書留」のような送り方ができます。

本当に間違いなく渡すには

何を送ったかは証明されませんので、本当に間違いなく渡さなければならないものは、たとえ遠方でも手渡しして、その場で確認してもらって、受領証を書いてもらいましょう。

 

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